神田界隈がよく分かる 
神田お散歩MAP

神田神社

「明神様」の呼び名で愛される下町神田のシンボル。

「神田明神」「明神様」の呼び名のほうがピンとくる人も多いはず。家内安全、商売繁盛に御利益があり、縁結び、厄除けの神様としても有名です。本漆を塗った権現造の豪奢な社は、週末はもちろん平日も人出が絶えません。江戸時代は、境内から安房・上総の山々まで眺められ、のんきな江戸っ子たちの遊楽や昼寝の場所であったとか。そうした古き時代をしのばせる、大磐石と呼ばれる力石や鉄製の大天水桶などが今でも残っています。創建は古く、730(天平2)年の聖武天皇の時代。現在の大手町あたりにありました。1603(慶長8)年に駿河台に移ったあと、1616(元和2)年に今の場所に移りました。現在の鉄筋コンクリート造りの社殿は昭和9年に建て替えられたもので、当時としては画期的だったといわれています。